二重母音は、
二つの母音を続けて発音する音ですが、
二つを分けて言う音ではありません。
一つの音として、なめらかにつなげて発音する
という点がいちばん大切です。
1.二重母音の基本イメージ
二重母音を発音するときは、
- 口の形が途中で変わる
- 舌の位置が自然に動く
という特徴があります。
最初の母音から、
止まらずに次の母音へ移ることがポイントです。
2.日本語との大きな違い
日本語では、
母音を一つずつ区切って発音することが多く、
- あ・い
- お・う
のように、音の境目がはっきりしています。
一方、韓国語の二重母音は、
- 音を切らない
- 途中で止まらない
という点が大きな違いです。
二つ言おうとしないことが、
発音を安定させるコツです。
3.発音するときのコツ
二重母音をうまく発音するためには、
次のポイントを意識しましょう。
- 音を分けすぎない
- 一つの音として、なめらかにつなげる
- 口の動きを途中で止めない
ゆっくり発音しても構いませんが、
母音を一つずつ区切らないことが大切です。
音の正確さよりも、
口の形が自然に移動する流れを意識してみましょう!
- ㅑ [ya] : 「ヤ」と同じ。口を少し横に広げます。
- ㅕ [yeo] : 「ヨ」に近い音。口は少し開けます。
- ㅛ [yo] : 「ヨ」に近い音、唇を丸めます。
- ㅠ [yu] : 「ユ」に近い音、唇を丸めます。
- ㅒ [jɛ] : 「イェ」に近い音、口を少し大きく。
- ㅖ [je] : 「イェ」に近い音、口を少し開けます。
- ㅘ [wa] : 「ワ」と同じ、口を丸めて開きます。
- ㅙ [wɛ] : 「ウェ」に近い音、口を少し開きます。
- ㅚ [we] : 「ウェ」に近い音、口を丸めます。
- ㅝ [wʌ] : 「ウォ」に近い音、唇を丸めて「ㅓ」に移ります。
- ㅞ [we] : 「ウェ」に近い音、口を少し開きます。
- ㅟ [wi] : 「ウィ」に近い音、唇を丸めます。
- ㅢ [ɯi] : 「ウィ」に近い音、唇は丸めません。
よくある間違い
日本人学習者によく見られるのが、
- 母音を二つに分けて発音する
- 途中で口の動きを止めてしまう
というケースです。
二重母音は、
二回発音する音ではありません。
基本母音との関係
二重母音は、
基本母音をもとに作られています。
そのため、
- 基本母音の口の形
- 舌の位置
をしっかり理解してから学ぶと、
発音がぐっと楽になります。
まとめ
韓国語の二重母音は、
- 二つの母音を
- なめらかにつなげて
- 一つの音として発音する
ことが基本です。
音の数ではなく、
口と舌の動きの流れを意識すると、
自然な韓国語の発音に近づきます。